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東証、まぐまぐ(4059)の上場廃止を決定 流通株式時価総額の基準不適合で2027年4月1日へ

東京証券取引所は2026年10月28日、スタンダード市場の株式会社まぐまぐ(コード4059)について上場廃止を決定し、整理銘柄に指定したと発表した。理由は上場維持基準への不適合で、上場廃止日は2027年4月1日。同社は福岡証券取引所Q-Board市場にも重複上場しており、同市場での売買は継続される見込みとされる。

何が起きたか

東京証券取引所は2026年10月28日、株式会社まぐまぐ(コード4059、スタンダード市場)の上場廃止を決定し、同日から整理銘柄に指定すると公表した。整理銘柄の指定期間は2026年10月28日から2027年3月31日まで、上場廃止日は2027年4月1日とされている。理由は上場維持基準に適合しないためで、有価証券上場規程第601条第1項第1号に基づく。東証は、同社から提出された株券等の分布状況表に基づく審査の結果、上場維持基準への不適合が確認されたと説明している。速やかに上場廃止すべき事情が生じた場合は、指定期間や上場廃止日を変更することがあるとしている。あわせて、該当株式は2026年10月29日以降、信用取引などの代用有価証券から除外される。

不適合の内容と経緯

まぐまぐは2026年9月30日付の適時開示で、東証スタンダード市場の上場維持基準のうち「流通株式時価総額」を改善期間内に達成できなかったとして、2026年10月1日付で監理銘柄(確認中)に指定されたと発表していた。開示では、2025年9月30日時点の同社の流通株式時価総額が4.5億円であるのに対し、基準は10億円以上と示されている。株主数、流通株式数、流通株式比率は基準に適合していた。事業年度末時点の状況であり、その後の推移は資料からは確認できない。東証の2026年10月28日の決定は、この審査を経て基準不適合が確定したものと位置づけられる。なお、監理銘柄の指定を伝えた記事は同社の適時開示を基にした転載であり、独立した裏付けではない。

福岡証券取引所での扱い

同社の適時開示を伝えた記事によれば、まぐまぐは東京証券取引所スタンダード市場と福岡証券取引所Q-Board市場に重複上場している。福岡証券取引所Q-Board市場の上場維持基準は東証スタンダード市場の基準とは異なるため、東証で上場廃止となってもQ-Board市場での売買は継続して行えるとしている。東証の発表自体は福岡証券取引所での扱いに触れておらず、この点は同社の説明に基づく情報である。

企業・産業への影響

上場廃止により、東証スタンダード市場での株式の売買は整理銘柄期間を経て終了する見通しとなる。東証が公表する上場廃止銘柄一覧でも、まぐまぐは2027年4月1日付、理由は上場維持基準への不適合として掲載されている。一方、福岡証券取引所Q-Board市場での売買が続く可能性があるため、株式の取引機会が直ちに失われるわけではないと同社は説明している。ただし、東証と福岡の両市場で投資家層や流動性がどう変わるかは資料からは判断できない。流通株式時価総額の基準不適合が理由であるため、今後の対応としては株式の分布状況の改善などが考えられるが、具体策は本件の資料には示されていない。